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我が家のかゆかゆストーリー vol.6
2005年 03月 30日
前回の続き・・・
vol.6 「病院の対応への疑問」 『あれま~、また今日も小難しい話なの?早くごはん食べて寝ちゃおうっと・・・』 『おいおい・・まあ、そういわずに・・・』 フードに関して調べていくうちに、もうひとつの別の疑問が湧いてきました。 それは動物病院の対応に関しての疑問なんです。 ご存知のように現代の日本での医療は、人間も動物も西洋医学の流れが主流です。 西洋医学は、多くの場合、対症療法が基本形になっています。 対症療法というのは、現在現われている症状に対して、それを軽減していくことに 主眼をおいているアプローチの仕方をいいます。 この方法だと、表に現われていた症状が改善されていくので一見直ったように見えます。 しかし、何故その症状が現われてきたのかという根本の原因の部分を解決していくわけではないので、表面的に直ったように見えるだけで、むしろ問題を複雑にしてしまう可能性があります。 さらに、表面の症状に注目して薬でその症状を抑えていくため、 その動物本来の自然治癒力をむしろ弱めていってしまうことがあります。 大袈裟にいうと、薬なしではどうにもならない個体をつくってしまう危険性があるということです。 本来、多くの症状は、病気の原因を取り除こうとする生体の正常な反応の結果なんですね。 発熱は、体に侵入した病原体を排除しようとする防衛反応であり、下痢や咳も 同様で外敵をいち早く対外に排出しようとする正常な体の反応なのです。 その大切な生体反応を抑えてしまう事は、原因を取り除くのを遅くしてしまう恐れがあります。言われてみればそんな気がしませんか? 実際、解熱剤や下痢止めなどは、多くの場合、 完全回復を遅らせてしまうことが知られています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 前述した我が家のロッタの病院通いの部分で、 既にお気付きの方もいらっしゃるでしょう。 行く度に一見直ったように見えるのに、数週間後にまたぶり返すという繰り返し。 これがまさに、表面の症状を薬で抑えているだけで、 根本的には何もよくなっていない状態だったといえるでしょう。 ロッタが痒みで病院に行くたびに打たれていた注射は、お察しのとおりステロイド剤です。 ステロイド剤がどういうものかといいますと、 ステロイド剤とは別名、副腎皮質ホルモン剤と呼ばれている薬です。 本来副腎が作り出しているこれらのホルモンを代わりにつくってくれるのがステロイド剤です。 ステロイド剤を使うとかゆみは治まります。しかし、これは一時的な効果にすぎません。 ステロイド剤は皮膚炎を抑える薬であって、治す薬ではありません! 使い続けると、個体の副腎が機能しなくなり、 ステロイド剤なしでは生きていけない体になってしまうこともあるんです。 人間でもアトピーでお困りの方が、ステロイド剤をめぐっていろいろ 苦労なさっているお話をよく耳にしませんか? 動物の皮膚は、解毒器官といわれています。 掻き壊すくらい皮膚が痒くなっていたのは、 おそらく体が自らの中にたまった毒を外に排出しようとしていたのでしょう。 それなのに、そのカユミだけを薬で抑えてしまったらどうなるでしょう? 解決にならないばかりか、むしろ悪影響がでる可能性も否定できません…。 かかりつけの動物病院では、 「ステロイド剤は犬の場合、人間ほど悪影響は出ないので…」(←ホントかよ!) 「まずは症状を鎮めないと長引きますので…」 という説明のもとあっさりと使用されていました。 そんな病院の対応に、私たちは遅ればせながら不信感を抱きはじめました。 徐々にその気持ちは強くなり、他の病院に行って相談したりもしました。 そして、私たちはひとつの結論に達しました。 少しずつでも食事を変えて体質改善を図り、 なるべく薬に頼らないスタイルを目指そう!と。 西洋医学の流れを否定するのではなく、 見方を変えて自然治癒力の向上にもっとフォーカスしてみよう。 そして、できるだけ“いいとこ取り”をしようという考えに変わってきたのです。 『病院の話はもう勘弁してよ~考えただけで足がガクガクしちゃう・・・ あっでもおとうちゃん、もう病院いくのやめるってこと?』 『えっ?もう行かないってわけじゃないけど~ う~ん・・・まあやるだけやってみっか!』 次回につづく・・・ 注)ここに掲載している情報は、あくまで個人の経験談と考え方です。 人によって合う合わないもあると思います。その辺はご配慮いただき、 読み物としてご理解ください。
by 1lab
| 2005-03-30 03:06
| アレルギー?
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